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ロシア産ガス、ユーロ建て支払いを継続 ドイツ政府

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【ベルリン支局】ドイツのショルツ首相は30日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。ドイツ政府によると天然ガス代金の支払い方法を協議し、ロシアが求める自国通貨ルーブル建てではなくユーロによる支払いを続けるという。ロシア政府は認否について具体的な議論の中身を明らかにしていない。

ドイツは天然ガスの輸入の過半をロシアに依存している。金融制裁を受けたロシアは報復措置としてガスの代金をルーブルで支払うよう求めてきたが、ドイツを含む主要7カ国(G7)は28日に拒否することで一致した。ロシア側はルーブルで支払われなければガス供給を減らす構えをみせており、決済で使われる通貨が焦点になっている。

ドイツ政府の発表によると、プーチン大統領は4月1日以降のガス代金についてルーブルによる支払いを求める法律を制定すると説明した。一方、欧州の契約相手については変わらず、欧州連合(EU)が資金決済網から排除する金融制裁で対象から外れているガスプロムバンクに振り込まれるという。

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