「国策株」に群がる個人 旬短く、にじむ手詰まり感
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「国策銘柄」に個人投資家の物色が広がっている。原子力発電や金融教育、人的資本の拡充などを手掛かりにした銘柄が軒並み上昇し、相場格言「国策に売りなし」を地で行く展開だ。ただ、テーマ株の旬は総じて短い。欧米の金融引き締めや景気悪化が見通せないなか、国策銘柄への注目の高まりは個人の手詰まり感を映してもいる。
31日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比104円(0.4%)安の2万8091円で取引...

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