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アンリツ、1年4カ月ぶり安値 半導体不足で純利益4割減

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30日の東京株式市場でアンリツ株が急落し、一時前日比232円(11%)安の1864円と約1年4カ月ぶりの安値を付けた。29日の引け後に発表した2021年4~6月期の連結決算で、半導体不足による部品調達難から純利益が前年同期比41%減になったことが嫌気された。終値は同9%安の1910円で、この日の東証1部の値下がり率ランキングで8位だった。

同社が主力とする高速通信規格「5G」向けを中心とした通信計測事業では、4~6月期は世界的な半導体不足が響き売り上げが前年同期から減少した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の内野晃彦シニアアナリストは30日付のリポートで「半導体調達難は7~9月期以降もリスクとなる」と会社側から説明があったといい、今後も懸念が続きそうだという見方から嫌気された。

通信計測事業の受注が直近四半期に比べ小幅増にとどまったことも懸念材料とされた。同事業の四半期受注額は20年7~9月期以降、200億円を下回る。SBI証券の和泉美治シニアアナリストは「業績に先行して受注が増えると期待されていたため、受注額の伸び悩みで先行き懸念が高まった」と指摘する。

ただ、中長期的には成長が期待できるとの見方は多い。証券会社による目標株価は軒並み足元の水準を上回り、2倍近くに設定するものもある。米ベライゾン・コミュニケーションズが広い地域での通信に向く「Cバンド」のサービスを始める予定。同社は米国の基地局敷設による需要回復をにらみ、地域別の今期通期売上高は米州で前期比5.2%増を計画している。

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