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長期金利、一時0.065% 日銀オペ減額方針で

日本の長期金利が上昇(債券価格は下落)している。6月30日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時、0.065%と9日以来3週間ぶりの高水準をつけた。日銀は29日発表した7~9月の国債買い入れオペ(公開市場操作)計画で、幅広い年限で買い入れ予定額を減額。需給の緩みを警戒した売りが出た。

BNPパリバ証券の井川雄亮氏は「市場は日銀のオペ減額を想定しておらずサプライズと受けとめた」と指摘。「需給が緩むとみた投資家は債券売りに動いた」とする。ただ、10年債は売り先行後、金利上昇の押し目を狙った買いも入った結果、前日比0.005%低い0.050%で取引を終えた。

財務省は7月1日に10年債の入札を予定している。入札に備え、投資家の間で持ち高調整のための債券売りが増えたことも金利の一時上昇につながった。国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、経済正常化への期待感も金利上昇を後押ししている。

長期金利は6月11日に0.025%と約5カ月ぶりの低水準をつけていたが、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ方針などを受け、足元は上昇基調が続いている。

年内の長期金利の水準についてBNPパリバ証券の井川氏は「国内の経済回復を踏まえれば日銀のオペ減額は今後も緩やかに続くだろう」とした上で、「0.1%を超えることも十分考えられる」と指摘する。

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