23年、目覚めよ「万年割安株」 資産効率改善が本格化
篠崎健太
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30日の日経平均株価は前日比ほぼ横ばいの2万6094円で終え、年間のローソク足は4年ぶりに年末値が年初を下回る「陰線」を引いた。2022年はロシアのウクライナ侵攻や米欧の急激な利上げなど外的要因に翻弄された。日本でも金融緩和の支えが揺らぎ、23年は逆風下で個別企業の実力が問われる。経済の相対的な安定感から海外勢の間で日本株優位との期待もある。復活の起爆剤になりうるのは長年「割安」に放置されてきた...

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