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1分で読める海外市場(29日) 米ダウ3週ぶり高値 金融への不安後退で買い継続

株式

米ダウ工業株30種平均は反発し、3週間ぶりの高値。米欧の金融システムへの不安が一段と和らぎ、消費関連株や金融株などに買いが入った。米長期金利の上昇がひとまず一服したのも、高PER(株価収益率)のハイテク株買いを誘った。

債券

米長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日終値近辺の水準で終えた。先週末から大きく利回りが上昇したのを受け、持ち高調整の買いが入った。一方、7年物国債入札の結果がさえず、需給不安が債券相場の重荷となった。

為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=132円台後半で取引を終えた。米欧の金融システム不安に対する警戒感が後退したことによる円売りの動きは続いた。

商品

原油先物相場は3営業日ぶりに反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は1バレル72ドル台後半で取引を終えた。原油供給が減ることへの懸念は根強いものの、持ち高調整の売りに押された。

ワンポイント

米欧の金融に対する警戒感が小康状態となるなか、米長期金利の上昇一服が支えとなり、米ダウ工業株30種平均は3週間ぶりの高値を回復しました。「恐怖指数」と呼ばれるVIX(変動率指数)も20の大台を割れる展開に。銀行の融資態度はどうなるのかなど、まだまだ不安要素はくすぶるだけに、注意を怠ることはできません。

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