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アドテスト、一時8%高 業績上方修正、半導体試験装置受注が好調

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29日の東京株式市場で半導体試験装置大手のアドバンテスト株が一時、前日比720円(8%)高い9860円を付けた。28日に発表した2021年4~6月期決算が市場予想を上回ったうえ、22年3月期通期業績予想の上方修正も発表した。同時に中間期末の配当を1株当たり50円と前中間期実績の38円から引き上げたほか700億円を上限とする自社株買いも公表し、好感した買いが集まった。

4~6月期の連結純利益は前年同期比83%増の193億円と、市場予想を上回って着地した。同期間の受注高が前年同期の615億円から1612億円と2.6倍に増えた。受注増をけん引したのは、複数の主要機能を1つの半導体チップに集約した「SoC(システム・オン・チップ)」用の試験装置。半導体需要の拡大による試験装置需要の増加が続くとの見方から、通期純利益は従来予想の640億円(前期比8%減)から750億円(同7%増)に上方修正した。

半導体不足が長期化する見通しのなか、顧客が前もって多めに注文を出し後からキャンセルする「仮需」が現在の受注の中に相当量含まれるとの警戒が、投資家サイドにはある。ただ受注の主力が将来にも需要が伸びる分野のため「仮需でなく実需だという会社側の説明は信頼をおけそうだ」と、SMBC日興証券の花屋武氏はみる。

「受注高の水準から長期の好業績が見込め、株価には好材料」(楽天証券の窪田真之氏)。ただ、足元では業績予想の上方修正発表後、一時的に株価が上昇するが短期間で下がる銘柄も多く、今後の値動きを注視したいとの声もあった。

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