野村、30年までに排出ゼロへ 再エネに切り替え

野村ホールディングスは28日、温暖化ガスの排出量を2030年までに実質的にゼロとする目標を設けたと発表した。自社で使う電力をすべて再生可能エネルギーに切り替える。脱炭素に取り組む取引先を後押しするため、25年度末までの5年間にグリーンボンドなど社会課題の解決につながる計1250億ドル(約14兆円)分の資金調達に関わる目標も掲げた。
国連環境計画の金融イニシアチブが立ち上げた「ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス」に加盟し、投融資先の排出ゼロに向けた情報開示も積極的に進めていくとしている。