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円安・資源高でも緩和継続 日銀ウオッチまとめ読み

資源高や円安が勢いづくなか、金融政策の先行きに注目が集まっている。日銀は4月28日に開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めた。指定した利回りで国債を無制限に買い入れる指し値オペを毎日実施することも決めた。

日銀が金利を低く抑え込む姿勢を明確にしたことで、外国為替市場では円安が急速に進んでいる。4月28日には円相場が20年ぶりに1ドル=131円台をつけた。円安が家計や多くの企業の重荷になるとの見方が広がり、市場では緩和修正観測がくすぶる。日銀はどう動くのか。金融政策の先行きを読む視点を提供するコラム「日銀ウオッチ」から5本の記事を選んだ。

物価上昇「一時的」願う日銀、不都合な2%目標への接近
物価2%目標を掲げる日銀にとって物価の安定は悲願だ。大規模な金融緩和を通じて人々のインフレ期待に働きかけてきたが、足元では日銀こそが「物価上昇は一時的」と繰り返す皮肉な構図になっている。
黒田緩和の「黒子」 日銀、理事再任の深謀
日銀で金融政策の立案を担う企画ラインの事務方トップ、内田真一理事の再任が決まった。黒田東彦総裁が2013年に異次元緩和を導入した際、制度設計の実務を担ったキーマンの一人だ。黒田総裁の任期終了まで1年。黒田緩和の黒子はポスト黒田の金融政策の設計でもキーマンになる。
日銀、ベア8年ぶり見送り 「上がらぬ賃金」を体現
日銀は2021年度のベースアップ(ベア)を8年ぶりに見送った。賞与を含む年収ベースでも20年度に比べ0.6%下がる。日銀自身が上がらぬ賃金を体現する現状は前向きな循環メカニズムがまわっていないことを物語っている。
日銀、地銀支援と「過払い」のジレンマ
日銀は地方銀行や信用金庫が経費削減など一定の条件を満たせば、日銀に預ける当座預金で年0.1%の上乗せ金利を付ける支援策を導入した。日銀が支払う「補助金」が増えすぎる懸念が浮上し、2022年度にかけて金利の払いすぎ(過払い)を防ぐ上限ルールを導入することになった。政策変更に動いた事情を読み解く。
セオリーなき景気 日銀、判断補う市販データ群
景気の見極めが難しくなっている。新型コロナウイルス禍で個人や企業の行動が大きく変わり、既存の統計だけでは景気の動きが分析しきれなくなっているからだ。日銀が注視したのが「オルタナティブ(代替)データ」と呼ばれる民間企業の市販データ群だ。

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