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物価2%目標、動かぬ「期待」 ゼロインフレのノルム

検証・異次元緩和10年②

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「賃金・物価が上がらないというノルム(社会通念)は予想よりも強かった」。日銀の黒田東彦総裁は、任期中最後となった3月の金融政策決定会合後の記者会見で淡々と語った。2年で2%の物価上昇を掲げ、人々の期待に働きかけようと始まった異次元緩和だが、10年たっても人々のデフレ心理は覆せなかった。

期待に働きかける政策が不発だったのは、データからも明らかだ。市場の物価予想を示すブレーク・イーブン・インフレ率...

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