FRB議長「緩和縮小、年内に」 市場との対話、波乱無く
NY株240ドル高 米金利は低下
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米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が27日の講演で、米国債などの資産を購入する量的緩和の縮小について「年内に開始するのが適当」と表明した。同日の米金融市場は「利上げを急がない」と受け止め、株高と金利低下が進んだ。パウエル議長の対話路線が功を奏し、市場にひとまず安心感が広がった。
パウエル議長はカンザスシティー連銀がオンライン方式で開催した経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の冒頭で講演...
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