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IHI、構造改革に期待の見方 不動産売却を好感 1年3カ月ぶり高値 

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27日の東京株式市場でIHI株が一時、前日比27円高い2631円と約1年3カ月ぶりの高値をつけた。13日に2022年3月期の連結純利益は前期比2.7倍の350億円になりそうだと発表。市場予想を大きく上回ったうえ、脱炭素など成長事業へ積極的に投資する姿勢も好感されている。米ベンチャーに出資して小型原子炉に参入するとのニュースが伝わったことも追い風になった。

IHIは不動産売却を積極的に進め、売却益を成長事業に充てる。JPモルガン証券の佐野友彦シニアアナリストは「海外投資家からも驚きの声を聞く。不動産の含み益は2000億円ほどあると見積もられていたが、これまで株価に反映されてこなかった。今回の方針からは会社の姿勢の変化が見える」と話す。

決算説明会では経営改革の進捗状況を発表。主力の航空エンジン事業が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大幅に落ち込んだ中、コスト構造の改革強化や「ライフサイクルビジネス」の拡充を加速するとしている。脱炭素の分野も強化する。

一連の構造改革で、今年度の営業利益率8%の達成を目指すとしている。「小型原子炉に参入」のニュースも、こうした構造改革の強化を象徴する案件として好感されたようだ。

IHIは主力の航空機事業の市場回復にはまだ時間がかかるとみている。ただ、米国では夏ごろから欧州などへの旅行が増えるとの予想もあり、「想定より早い航空機関連の市場回復が見えつつあることで、このところ投資家の買いが増えてきている」(佐野氏)という。

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