/

日精線、3年半ぶり高値 自動車向け鋼線堅調で上方修正・配当増

話題の株

27日の東京株式市場でステンレス鋼線の日本精線株が一時、前日比505円(10.6%)高い5260円まで急伸し、約3年半ぶりの高値となった。26日に2022年3月期の連結純利益見通しを上方修正し、配当予想も引き上げた。同日発表した21年4~6月期の決算では営業利益と純利益が前年同期比2倍超となるなど、業績の伸びを好感した買いが入った。

同社は22年3月期の純利益見通しを前期比61%増の29億円(従来予想は24億円)に引き上げ、年間配当予想は従来予想から40円上積みし200円(前期実績は110円)とした。21年4~6月期の売上高は前年同期比30%増の106億円、純利益も2.2倍の9億1600万円だった。

前期までの数年間は取引先の在庫調整や自動車向け製品の不振に苦しんだ。ただ足元では、主力のステンレス鋼線は自動車や建材向けが堅調に推移している。電子部品の製造などに使用する高機能のステンレス鋼線も好調だ。金属繊維では半導体需要の増加を追い風に、半導体製造装置に使うフィルターの売れ行きが伸びた。

好決算に加え、PER(株価収益率)は11倍前後と「やや低い印象」(マネックス証券の益嶋裕氏)で、割安感が意識されたことも買いを集めた要因だ。松井証券の窪田朋一郎氏は「急激な株価上昇を受けた多少の下落はあり得るが、好調な業績を背景に上昇トレンドは持続しそうだ」とみる。修正後の通期業績予想に対する営業利益の進捗率は約3割で、市場では再度の上方修正を期待する向きもある。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン