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日東電工、一時7%高 ワクチン向け伸び上方修正  

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27日の東京株式市場で日東電工の株価が一時、前日比600円(7%)高の8720円まで上昇、およそ1カ月半ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスワクチン向けの核酸医薬の受託生産やパソコン、タブレット用の部材が伸び、26日に2022年3月期の連結純利益見通しを上方修正した。業績の拡大を好感した投資家の買いが集まった。

終値は590円(7%)高の8710円だった。

22年3月期の純利益は前期比28%増の900億円の見通しで、過去最高益を更新する。同日に発表した21年4~9月期連結決算は、純利益が前年同期比71%増の521億円、売上高は19%増の4259億円だった。円安の効果もあり、すべての部門で損益が改善し、大幅増益につながった。

日東電工の株価は9月半ばに9000円台半ばまで上昇したあと、伸び悩んでいた。足元の予想PER(株価収益率)は14倍台、PBR(株価純資産倍率)も1倍台後半で、株価指標の面では割高感はないとの見方が市場では多い。

岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は「業績の下振れに対する警戒感で下げていたが、不安も解消されたため、ここから上値を試す展開になるのではないか」と指摘する。

先行きにはリスクもくすぶる。世界経済に減速感が出るなかでスマホやタブレットの需要が伸び悩む可能性がある。また日東電工の最高財務責任者(CFO)の伊勢山恭弘取締役は決算発表の記者会見で今後のリスク要因の一つとして半導体不足を挙げた。1月につけた年初来高値(1万170円)を上回るにはなお時間がかかりそうだ。

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