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手軽にお任せ投資ができる「ロボアドバイザー」

気になる投信用語

投資信託に興味はあっても、専門用語が多くてとっつきにくい――。そんな投資初心者に参考になりそうな言葉の意味やデータの使い方などをわかりやすく解説する。今回は若年層の利用が多い「ロボアドバイザー(ロボアド)」についてまとめた。

「提案型」と「投資一任型」の2タイプ

ロボアドはネット上で自分の年齢や収入、投資経験の有無などいくつかの簡単な質問に答えるだけで、最適な金融資産の組み合わせ(ポートフォリオ)を自動で提案してくれるサービス。金融知識に自信がない人や、金融機関の窓口に相談に行く時間がない人でも、スマートフォンやパソコンで手軽に自分に合った資産運用のプランを見つけられる。

ロボアドには大きく分けて2つのタイプがある。アドバイスだけを受けられる「提案型」と、実際の運用まで丸ごと任せられる「投資一任型」の2種類だ。「提案型」は無料で利用できるが、運用を始めるには自分自身で投資信託などを購入する必要がある。

「投資一任型」は運用方針に合わせた商品の買い付けだけでなく、相場変動で資産配分が変わった場合に元に戻す「リバランス」などもしてくれる。投資対象にはコストが安い海外の上場投資信託(ETF)を使うことが多く、世界の株式や債券、不動産投資信託(REIT)などに幅広く分散投資ができる。預かり資産額に対して1%程度の運用手数料がかかることが多い。

少額から投資可能、オンラインで完結

一般的なロボアドによる資産運用は、すべてオンラインで完結する。「投資一任型」の場合は最初に無料診断で運用コースを決め、口座を開設して入金すれば自動で資産運用が始められる。口座開設や入出金、積み立て投資の設定、運用状況の確認などはすべてスマートフォンやパソコンから操作できる。

少額から始められるのもメリットの一つ。1万円や10万円から利用できることが多い。1000円から始められるものもある。毎月あらかじめ決めた金額(1000円または1万円から)を自動で積み立てられるところも多いので、手元にまとまった資金がなくても資産運用を続けやすい。積立金額も簡単に変更できる。

最近はロボアド業界への新規参入が増え、サービス内容や運用手法が多様化してきた。少額投資非課税制度(NISA)口座を利用できるようにしたり、人によるアドバイスを組み合わせたり、各社が様々な工夫でしのぎを削っている。利用者はそれらをよく理解したうえで、自分の投資スタイルに合ったロボアドを選びたい。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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