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東京製鉄、一時15%高 値上げで業績上方修正

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26日の東京株式市場で東京製鉄株が大幅に続伸した。一時、21日終値に比べ165円(15%)高の1235円と約2カ月半ぶりの高値を付けた。同社は21日、2022年3月期の単独税引き利益が前期比3.2倍の190億円になりそうだと発表し、従来予想から80億円上方修正した。鉄鋼需要の急回復に伴う値上げで製品単価が上昇している。先週末の米株高を受け、世界景気の回復期待も高まり、投資家の買いを集めた。

終値は99円(9%)高の1169円だった。この日はJFEホールディングスが5%高、日本製鉄が4%高と、景気敏感とされる鉄鋼株は軒並み上昇した。

東京製鉄の22年3月期の売上高は前期比1.7倍の2440億円の見通しで、従来予想から10%増加した。国内でも設備投資が持ち直しており、鋼材需要は堅調に推移する見通し。あわせて発表した21年4~6月期決算は、売上高が前年同期比46%増の530億円、税引き利益が16%増の36億円だった。

主な原材料である鉄スクラップの価格は、資源高を警戒する中国政府の規制強化の動きもあり足元で上昇が一服しており、同社の利幅の拡大につながるとの見方がある。ただ「ベトナムなどが鉄スクラップの輸入を増やせば、再び価格が上昇し利幅が減少する恐れがある」(立花証券の入沢健氏)との指摘もあり、先行きは不透明だ。

東京製鉄は独立系の電炉国内最大手だが、電炉は高炉に比べて環境負荷が小さいとされる。中長期では政府の「カーボンニュートラル」政策(温暖化ガス排出量実質ゼロ)が業績の後押しになるとの声もある。

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