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NY金先物、1900ドル突破 4カ月半ぶり高値

金の価格が上昇している。国際指標となるニューヨーク先物価格は25日、一時節目となる1トロイオンス1900ドルを超えた。日本時間26日の時間外取引でも1900ドル台で推移し、約4カ月半ぶりの高値をつけた。米長期金利が急低下し、金利のつかない金の投資妙味が増した。

1900ドル台を回復するのは1月上旬以来。景気過熱懸念の一服などにより、米10年物国債の利回りは25日、1.5%台半ばと5月上旬以来の水準に低下(価格は上昇)した。金利低下などを受けてドルの総合的な強さを示すドル指数が一時4カ月半ぶりの低水準をつけたことも、ドル建てで取引する金相場の上昇を後押しした。

NY金先物は2020年8月に2089ドルの史上最高値をつけた。ただ21年初めから米長期金利が急速に上昇したことを背景に、3月に一時1700ドルを割った。

その後、米長期金利の上昇は一服。金先物は5月上旬に1800ドル台を回復した後は上げ足を速め、3週間弱で1900ドルに到達した。米長期金利から市場の予想インフレ率を引いた実質金利が低水準にとどまっており、お金の価値の実質的な目減りが意識されて金に追い風が吹いた。

ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の急落による混乱も、安全資産とされる金への資金流入を促したようだ。市場では「金は徐々に底値を切り上げている」(マーケットアナリストの豊島逸夫氏)との見方がある。

NY先物の上昇を受け、大阪取引所に上場する円建ての金先物は26日、一時前日比2%高の1グラム6675円と、8カ月ぶりの高値をつけた。終値は6653円だった。

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