金融庁、外債リスクを点検 高リスク商品販売も監視
22事務年度のモニタリング方針案
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金融庁が8月中にまとめる2022事務年度(22年7月~23年6月)のモニタリング方針案が27日、明らかになった。金融市場が不安定ななか、金融機関経営を揺さぶりかねない外債など有価証券の運用や外貨の資金繰りといったリスクへの監視を強める。個人への高リスク商品の不適切な販売がないかも含め、経営の持続性を点検する。
モニタリング方針は今後1年、金融庁が重点的に監督・検査する課題と対処方針をまとめたもの...