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三菱UFJ国際やカレラ、ロシア投信売買停止 制裁発動で

ロシアの株式や債券に投資する投資信託で売買を停止する商品が出始めた。三菱UFJ国際投信とカレラアセットマネジメントは25日、ロシア関連の一部投信の売買の受け付けを停止すると発表した。ロシアへの経済・金融制裁の影響が投信を通じて日本の個人マネーにも波及してきた。

三菱UFJ国際はロシア国債や政府機関債といった「ソブリン債」などに投資する「短期ロシアルーブル債オープン(毎月分配型)」の売買注文の受け付けを止めた。日本政府が23日、日本でのソブリン債の発行・流通禁止を打ち出したことに伴う措置。

同社は「投資家から解約を求められても対応できなくなる可能性があるため」と説明する。解約時には運用会社が投信の運用資産を市場で売却して現金をつくり、投資家に返す。ただ、運用資産の9割超を占めるロシア債をいま売却しようとしても買い手が見つからない懸念がある。受け付けの再開時期は未定とした。

野村アセットマネジメントも25日、ロシアの代表的な株価指数であるRTS指数に連動する上場投資信託(ETF)の新規の設定・解約の受け付けを停止すると発表した。24日も停止していたが、25日以降は受け付けを再開する予定としていた。受け付けを再開する時期は未定とした。東京証券取引所での取引はできる。野村アセットは「ロシア株の取引が困難になったため」とした。

カレラアセットマネジメントはロシアの最大手銀行ズベルバンクや国営石油ロスネフチなどの株式に投資する「ロシア株式ファンド」の売買注文の受け付けを25日、一時停止した。

米国がロシアの主要銀行を制裁対象に加えたことで、カレラアセットがロシア株の売買を発注する複数の証券会社から「決済に支障をきたすので、25日の発注業務が不可能になった」と連絡があったためとしている。証券会社の業務が再開されれば、28日以降に受け付けを再開するという。

ほかの運用会社でもロシア関連の投信に関して個人投資家にウェブサイト上で注意喚起している。大和アセットマネジメントは運用する投信のうち、ロシアの国債と株を組み入れる投信42本を公表した。各投信におけるロシア関連資産の保有金額や組み入れ比率を掲載し、注意を促している。

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