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豪ドル、対円で1カ月ぶり安値 資源上昇が一服

外国為替市場でオーストラリアドルの上値が重くなっている。24日には一時、1豪ドル=83円台後半と約1カ月ぶりの安値をつけた。資源高や経済回復期待を背景に資源国通貨の豪ドルは上昇基調にあったが、足元で商品相場の高騰が一服。雇用などの改善ペースが緩むとの見方もあり、売りが優勢となった。

豪ドルは10日に85円台後半と約3年ぶりの高値をつけた。同国の主力輸出品目である鉄鉱石のほか、銅や原油などの相場が上昇基調を強め、資源国通貨に買いが入った。世界的な景気回復期待から、リスク選好姿勢が強まったことも豪ドル高を後押しした。

ただ、鉄鉱石の先物相場は5月中旬以降、下落に転じた。銅も上旬に1トン1万ドル超の史上最高値をつけた後、足元では9000ドル台まで下がっている。

経済回復への期待感も一服している。同国が20日発表した4月の雇用統計によると、失業率は前月より低下したものの、就業者数も減少した。「雇用の改善ペースが緩む可能性がある」(シティグループ証券の高島修氏)との声もある。

ただ、豪ドルの下落は一時的との見方も強い。「世界経済の回復が進めば豪ドルは上昇基調で推移する。オーストラリア準備銀行(中央銀行)の金融緩和の縮小観測が強まる可能性もある」(野村証券の宮入祐輔氏)という。

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