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ヤマハ、一時5%高 ヤマハ発動機株売却・自社株買いを好感

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24日の東京株式市場でヤマハ株が一時前日比330円(5%)高い6450円をつけた。23日に保有するヤマハ発動機株の売却と自社株買いを発表し、資金効率の改善と株主配分の強化が好感された。

ヤマハ発株の売却で保有比率を9.89%から4.47%に引き下げ、2022年3月期の単独決算で投資有価証券売却益を432億円計上する。一方、自社株買いは22年2月28日までに発行済み株式総数(自己株式を除く)の3.4%、280億円を上限に実施する。ヤマハ発株の売却で得た資金を自社株買いに充てる。

「シナジーの低い企業同士の株の持ち合いは市場から厳しい目で見られる。東京証券取引所の市場再編でのプレミア市場上場でも重要なポイントだ」(楽天証券の窪田真之氏)。不稼働資産をスリム化しつつ、自己資本利益率(ROE)の改善にもつながる。

SMBC日興証券の桂竜輔氏は「新型コロナウイルスの感染拡大や半導体不足で、生産状況に対する不安が強まっていた。株価にはプラス」と話す。

21年4~6月期の連結最終損益は前年同期の18億円の赤字から134億円の黒字となり、特に主力の楽器事業はコロナ前(19年4~6月期)の水準を超えた。演奏動画の投稿などが巣ごもり需要を刺激し「受注残が増え続けている状況」(桂氏)という。

ただ前年にはコロナ禍によるロックダウンなどで海外工場の製品出荷が停滞するなど、コロナによる影響がまだ読みづらいとの見方もある。半導体不足は電子楽器業界でも深刻で、さらに上値を追うには不透明感も強い。

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