三井住友、企業再生投資2000億円 過半出資で経営主導権
【イブニングスクープ】
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三井住友フィナンシャルグループは、事業の再生や承継を目指す企業への出資を加速させる。傘下の投資会社を通じ、今後数年以内に2000億円程度を投資する。銀行法改正による出資規制緩和で、過半出資して企業価値を高めたのちに売却する手法を使えるようになった。投資ファンドが先行する過半出資による企業再生にメガバンクが初めて参入することで、経済の新陳代謝が促される可能性がある。
三井住友銀行が2020年に設立...