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古野電気、8カ月ぶり高値 配当予想の上方修正好感

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24日の東京株式市場で、船舶用電子機器メーカーの古野電気の株価が一時前営業日比209円(18%)高の1343円まで急伸し、約8カ月ぶりの高値をつけた。商船向け機器などの販売が好調で、22日の引け後に連結業績と年間配当の予想を上方修正した。業績の回復に加え、株主還元への前向きな姿勢を好感した投資家の買いが集まった。

東証1部の値上がり率ランキングで3位だった。売買代金も30倍以上に膨らんだ。午前中に高値をつけた後は利益確定売りも出て、155円(14%)高の1289円で取引を終えた。

2022年2月期の純利益は前期比1%増の40億円の見通し。従来予想は37%減の25億円で一転、増益になる。年間配当は前期と同じ40円と、従来予想から15円引き上げた。

主要顧客の海運会社の業績が好調で、欧州を中心に商船向けのレーダーや電子海図を表示する装置などの更新需要が高まった。米国ではプレジャーボート向けの魚群探知機などの売れ行きが堅調に推移している。新型コロナウイルス禍でボートレジャーの人気が高まっており、販売の裾野が広がっているという。

開発の効率化などの利益率改善に向けた取り組みの効果が出始めていることも、業績見通しの上方修正につながったとみられる。

マネックス証券の益嶋裕氏は「21年3~5月期の経常利益は通期予想に対する進捗率が31%に達しており、さらなる業績の上方修正も期待できる」とみる。PBR(株価純資産倍率)は0.8倍台と節目の1倍を下回り、割高感は乏しい。市場ではなお上値余地があるとの見方が出ている。

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