ISSB理事に小森博司氏、GPIFでESG統括
IFRS財団は23日、ESG情報開示の基準づくりを担う国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の理事に小森博司氏を含む3人を新たに任命したと発表した。日本からの任命は初めて。小森氏は2015年から年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のスチュワードシップ・ESG部門の立ち上げを担い、今年3月まで同部門を統括していた。
ISSBは気候変動に関連する開示基準を年内に策定する方針を掲げる。今回の任命で理事は13人になった。小森氏が理事に就任することで日本からの影響力向上に期待する声が出ている。
