膨らむ指数運用、低収益の温床 対話で企業に変革促せ
日本株はよみがえるか②
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「我々が東証株価指数(TOPIX)の2000社全ての経営をチェックして対話するなんて無理ですよ」――。株価指数に連動した運用成績をめざす投資手法「パッシブ運用」の国内運用大手の担当者はこう話す。
株主による企業経営への関与の少なさが、欧米と比べた日本企業の業績低迷の一因とされる。代表例が取引先の株を持つ政策保有株で、三菱UFJ信託銀行によると、政策保有株が多い企業ほど自己資本利益率(ROE)が低...
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