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エンビプロ、年初来高値 リサイクル需要拡大期待

話題の株

21日の東京株式市場で資源リサイクル業のエンビプロ・ホールディングス(HD)株が一時前日比261円(10%)高い2802円まで急上昇し、年初来高値を更新した。鉄スクラップや銅の価格が上がる中、業績拡大への期待を集めた。世界で環境保護への関心が高まる中、国内外でリサイクル原料の需要が増えるとの見方から投資家の積極的な買いが続いている。

終値は同130円(5%)高の2671円。国内株全体が弱含む中で逆行高となり、21日の東証1部の値上がり率ランキングで上位に入った。株価は今年に入ってから騰勢を強めており、年初の4倍近い水準まで上昇している。

国内では金属スクラップなどの再資源化事業を手掛けるが、海外の資源事業が売り上げの4分の3を占める。世界的な脱炭素の流れで需要が高まる電気自動車(EV)にも使用されるリチウムイオン電池のリサイクル事業を成長戦略の柱と位置づけており、投資家の期待も高い。

9月末には子会社が新工場を設立すると発表。足元で再び最高値をうかがう銅など、資源価格の上昇も株価の追い風になっている。

PER(株価収益率)は20倍台で、同業のイボキン(22倍台)などよりも低い。「経済再開期待でさらなる業績拡大も期待され、割安と言ってもよい」(楽天証券経済研究所の土信田雅之氏)との見方がある。いちよし経済研究所の張谷幸一氏は9月のリポートで「長期的にもリサイクル原料に対する社会的なニーズが高まると見込まれ、同社が培ってきた幅広いリサイクル能力が発揮できる場が広がる」と指摘する。

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