/

日経平均、終値953円安 リスク回避で1カ月ぶり安値

(更新)

21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に4日続落し、前週末比953円15銭(3.29%)安の2万8010円93銭と、5月17日以来の約1カ月ぶりの安値で終えた。下落幅は2月26日(1202円26銭)以来の大きさ。取引時間中に下げ幅が1100円を超え、2万8000円を下回る場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)の高官が2022年中にも利上げを開始する可能性について言及したことをきっかけに前週末の米株式市場で主要指数が大幅下落した。東京市場でも投資家のリスク回避姿勢が鮮明で、幅広い銘柄で売りが優勢となった。

米国では10年債や30年債の利回りが低下し、5年債利回りが上昇するフラットニング(利回り曲線の平たん化)が進んでいる。景気鈍化の兆しとして警戒感が高まり、景気過熱や物価上昇を前提にした「リフレトレード」の修正を余儀なくされた投資家の巻き戻しの動きが東京市場にも波及したとの見方があった。

国内ではきょうから新型コロナウイルスワクチンの職場接種が本格的に始まった。東京や大阪など7都道府県では緊急事態宣言が解除されて宣言に準ずる「まん延防止等重点措置」に移行した。空運株など一部にはワクチン期待の買いも入ったが相場を支える材料にはならなかった。

JPX日経インデックス400は大幅に4日続落し、終値は前週末比445.69ポイント(2.54%)安の1万7119.94だった。東証株価指数(TOPIX)は大幅に3日続落し、47.11ポイント(2.42%)安の1899.45で終えた。1900を下回ったのは約1カ月ぶり。下落幅は約4カ月ぶりの大きさだった。

東証1部の売買代金は概算で2兆9466億円。売買高は13億108万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は2044と、全体の93%を占めた。値上がりは123、変わらずは26銘柄だった。

ソフトバンクグループファストリが年初来安値を付けた。東エレクが大幅安。三菱UFJ、第一生命HDも売られた。一方、JAL、ANAHDは買われた。エーザイ、ソニーGも小幅に上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン