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UBE、構造改革を評価 温暖化ガス大幅削減

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20日の東京株式市場でUBE(旧宇部興産)の株価が一時前日比2.7%(54円)高い2018円をつけた。19日に開いた説明会でいくつかの製品の生産停止などで環境対応の強化や経営の安定を目指す構造改革を打ち出した。環境対応を積極的に進める姿勢が好感された。

温暖化ガスの排出量が多いアンモニアの生産を2030年までに停止する方針を示した。同社の22年3月期の温暖化ガス排出量のうちアンモニア生産は4割を占め、排出量の大幅削減を見込む。収益改善が見込めないと、ナイロン原料のカプロラクタムの国内生産を24年度をめどに減産する。電池材料など差別化のできる製品に注力する方針だ。

経営陣はこれまでもセメント事業などの事業再編を進めてきている。石油など原料価格の高騰で業績が下振れしやすい環境のなか、「ESG(環境・社会・企業統治)の観点で脱炭素に思い切ってシフトする戦略は評価できる」と岩井コスモ証券の斎藤和嘉シニアアナリスト。

ただ、「(高機能製品などの)成長見通しは物足りない印象だ」(SMBC日興証券の宮本剛シニアアナリスト)など、成長戦略は決め手に欠くとの声がある。予想PER(株価収益率)は9.2倍と割安な水準で推移している。

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