強気相場の終わり、投資は「王道」に回帰を
金融PLUS 金融グループ次長 川上穣
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「1~3月期はさえなかったが、4月以降も厳しい。今期は散々な結果になるかもしれない」――。最近、ある大手証券の首脳がこうこぼしていた。個人投資家の売買が低迷し、主要証券の1~3月期決算は17社中14社が減益か赤字になった。今期に入っても状況は好転せず、証券界を重苦しいムードが包む。
ここ数年、日本の個人の多くは米国株になびいた。日本株よりも圧倒的にパフォーマンスがよかったからだ。動画配信のネット...
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