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セブン銀行、QRコード使うATM本人認証システム

セブン銀行は20日、ATMで発行したQRコードをスマートフォンで読み取る新しい本人認証の仕組みを開発したと発表した。同行のアプリの登録手続きなどで提供を始め、他の金融機関やキャッシュレス事業者などにも認証手段として提供する。偽サイトで個人情報を入力させるなどの不正被害が相次ぐなか、本人認証の代替手段の一つになるとみて普及をめざす。

新たな認証では、まずキャッシュカードと暗証番号の入力によりセブン銀のATMの画面上に専用のQRコードを表示。このコードをその場で利用者のスマホで読み取ることで、口座の所有者とスマホの所有者が一致しているかを確かめる仕組みだ。これまでは乱数表での2要素認証などを使っていた。

フィッシング対策協議会によれば、偽サイト上で利用者から認証情報などを入力させるフィッシングの2022年の報告件数は約97万件と前年比84%増えた。警察庁のまとめでも国内の不正送金の被害総額は約15億円と前年比86%増えた。

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