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サイゼリヤ、1カ月ぶり安値 国内外コロナ感染拡大を懸念

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20日の東京株式市場でサイゼリヤ株が3日続落した。一時、前日比110円(4%)安の2545円まで下げ、約1カ月ぶりの安値を付けた。国内外で新型コロナウイルス感染が再拡大しており、業績の下振れ懸念から投資家の失望売りが広まった。

終値は104円(4%)安の2551円。この日はワタミが3%安、鳥貴族ホールディングスが2%安と外食株は軒並み安となったが、中でもサイゼリヤ株の下げが大きい。

サイゼリヤは14日、21年8月期の連結営業損益が25億円の赤字(前期は38億円の赤字)になりそうだと発表した。新型コロナ感染拡大の影響が長引くとみて従来予想(7億円の赤字)から下方修正した。売上高も下振れする。営業時間の短縮に伴う時短協力金などで純利益は上方修正したが、業績の先行きへの不透明感が強い。

サイゼリヤの株価は4月以降、同業の中でも堅調に推移していた。国内での売り上げが落ち込む一方、「海外での収益基盤が確立していることから業績面で優位」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の新井勝己シニアアナリスト)との見方があった。

だが、足元ではアジアでも新型コロナのインド型(デルタ型)の感染拡大懸念が台頭している。4~5月に急回復していた既存店の売上高も6月には再び減少に転じた。

「外食業界の中では来期以降の業績のV字回復を織り込んでいた優等生銘柄だっただけに失望売りも出やすい」(岡三証券の小川佳紀投資戦略部長)という。しばらくは上値の重い展開が続きそうだ。

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