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2月のコメ相対価格、前年比8%高 農水省調べ

農林水産省がまとめた2022年産米の23年2月分の相対取引価格(速報)は1俵(60キログラム)当たりの全銘柄平均で1万3840円と、前年同月(21年産)に比べて8%上昇した。銘柄別では代表的な新潟産コシヒカリ(一般)が7%高、主に業務用で使われる青森産まっしぐらが21%高だった。

取扱量は36万6325トンで前年同月に比べ20%減少した。前年同月は新型コロナウイルス禍に伴う需要低迷を受け、在庫を消化したい一部の産地による値引き販売や、コメ卸による増量セールなどの準備で取り扱いが増えていた。今年2月はその反動が出た。

足元はコロナ禍からの経済回復を受けて、中食・外食向けの業務用米の需要が底堅いという。大手コメ卸の担当者は「業務用で使われる銘柄は家庭用に比べて引き合いが強く、一部の銘柄は不作も重なり調達するのが難しい」と話す。

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