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低リスクのバランス型、運用効率がいいのは?

投信ランキング

バランス型ファンドは複数の金融資産への分散投資効果で価格変動リスクを抑えるのが特徴で、昨年のコロナショックでも運用成績が比較的安定していた。組み入れる資産の違いでリスクの大きさは異なるが、今回は価格変動リスクが低いタイプを対象に運用効率の良いファンドを調べてみた。

分析対象は国内公募追加型株式投資信託のうち、価格変動リスクを6段階に区分した「QUICKファンド・リスク(QFR)」が最も低い「1」に該当するバランス型ファンド(QUICK独自の分類)に絞った。運用効率の計測には、リスクに見合うリターンを上げていたかを示す指標の「シャープレシオ」を使った。

5年のシャープレシオが高い順にランキングしたところ、首位はアセットマネジメントOneの「投資のソムリエ」。世界の債券や株式、不動産投資信託(REIT)に投資し、相場環境を日々判定しながら値下がりリスクを抑制する。3月末時点の5年リターン(分配金再投資ベース)は上位10本中最下位だが、基準価格の振れ幅を示す「標準偏差」が2.52%(年率5年)とひときわ低い。コロナショック直後は現金比率を3割程度まで引き上げて安定運用に切り替えるなど、資産配分の機動的な変更が運用効率アップにつながった。

2位もアセットマネジメントOneの「DIAMコア資産設計ファンド(堅実型)<愛称:まもラップ(堅実型)>」。基準価格の下落を一定水準まで抑えることを目指し、資産比率を日々管理する。コロナショックでは現金比率を9割まで引き上げて大幅下落を回避、その後も投資環境に応じて資産配分を調整しながらで効率よくリターンを上げた。

3位は、ラッセル・インベストメントの「ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定型<愛称:ライフポイント 安定型>」。国内外の債券や株式に投資するファンドで、資産区分による分散だけでなく、資産ごとに運用スタイルや運用会社を分散してリスクを低減し、安定した運用を続けている。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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