発電用石炭、アジアで再び高騰 インドネシアの供給鈍く
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アジア市場で発電用石炭(一般炭)の取引価格が再び高騰している。指標価格は年初比で3割高い。主産国インドネシアからの出荷が輸出規制で停滞し、オーストラリアやロシアなど他の生産国も供給に障害を抱えているためだ。今後も豪州の天候不順などで供給不安が長引き、スポット(随時契約)価格が高止まりする恐れがある。
アジアの指標である豪州産の一般炭のスポット価格は、17日時点で1トン220ドル程度。中国の価格抑...
アジア市場で発電用石炭(一般炭)の取引価格が再び高騰している。指標価格は年初比で3割高い。主産国インドネシアからの出荷が輸出規制で停滞し、オーストラリアやロシアなど他の生産国も供給に障害を抱えているためだ。今後も豪州の天候不順などで供給不安が長引き、スポット(随時契約)価格が高止まりする恐れがある。
アジアの指標である豪州産の一般炭のスポット価格は、17日時点で1トン220ドル程度。中国の価格抑...
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