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KDDI、上場来高値 増配・自社株買いなど好感し買い

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18日の東京株式市場で、KDDI株が一時前日比5%(176円)上昇し、株式分割など考慮後の上場来高値となる3708円をつけた。14日に、20期連続となる増配見通しや自社株買いを発表し、株主重視の姿勢を示した。翌営業日の17日は変わらずで引けたが、18日は国内株式相場全体の上昇に合わせ買いに弾みがついたようだ。

14日発表した2022年3月期の連結業績見通しは、純利益が前期比1%増にとどまった。ただ年間配当は5円増の125円を見込む。あわせて21年6月~22年3月に1500億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。

これらの材料を受けて岩井コスモ証券は17日、KDDIの目標株価を従来の3900円から4100円に引き上げた。KDDIは25年3月期に、1株利益(EPS)を19年3月期に比べ1.5倍に引き上げる目標を掲げている。岩井コスモ証券の川崎朝映氏は「株主還元やEPSの成長への姿勢が市場で評価されている」と話す。

同業のソフトバンクに比べてPER(株価収益率)が低かったことで、市場では割安感も意識されているようだ。米長期金利の上昇などにより、割安とされる「バリュー株」を選好する動きのある中でKDDI株にも買いが入ったとみられる。

スマホ決済サービスの「au PAY」や金融事業などの非通信サービスの成長にも市場の期待が集まる。一方、携帯電話の通信料引き下げなどで「通信サービスはあまり期待できない」(川崎氏)。新料金プラン「povo(ポヴォ)」がどこまで顧客をひき付けられるかも注目されそうだ。

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