円の先安観強まる 通貨オプション市場、1月以来水準
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通貨を売買する権利を取引するオプション市場で、円が対ドルで一段安になると見込んだ取引が活発になっている。円相場は18日も1ドル=119円台と約6年ぶりの安値圏で推移する場面があった。主要国の中央銀行が政策金利の引き上げに動くなか、日銀は大規模な金融緩和を維持しており、円の先安観は強い。
通貨オプション市場では、円の対ドル取引で「プット(売る権利)」から「コール(買う権利)」の需要を差し引いたリス...
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