不動産株に逃避マネー インフレが物色後押し
長江優子
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投資家がリスクオフの姿勢を強めている。ウクライナ情勢の緊迫化や世界的な金融引き締めなど金融市場の不透明感は強く、投資資金を現金化する投資家も出始めた。視界不良の中で、マネーの逃避先として内需銘柄の不動産や建設株が選ばれている。国内外のインフレ圧力が不動産価格に波及していることも、不動産株などへの物色を後押ししている。
「手持ち株式の大半を現金に換えた。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が終わ...

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