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ガソリン価格170.4円 補助金の上限突破、36.1円支給へ

(更新)

資源エネルギー庁が18日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、16日時点)は前週に比べて0.7円安い1リットル170.4円だった。政府は4月下旬に石油元売りに支給する補助金を拡充し、168円程度への抑制をめざしている。19日からの補助金の支給額は36.1円とする。補助上限の35円を初めて突破した。

ガソリン価格は、調査がなかった大型連休を挟んで5週連続の値下がりとなった。原油高による価格上昇分を、政府が満額補助するのは1リットルあたり35円までで、超過分への補助は2分の1に減る。

経済産業省は、補助がなければ23日時点のガソリン価格が205.2円になると見込む。抑制目標の168円との差は37.2円。補助上限35円を超えた分の半分補助で1.1円を上乗せし、19日から1週間の補助金支給は36.1円になる。

政府は石油元売りに補助金を支給して給油所への卸値を抑え、販売価格の上昇に歯止めをかけてきた。ウクライナ危機に伴う原油高を受けて補助金の上限を4月下旬から1リットルあたり35円に引き上げた。それまでは上限が25円で、172円程度まで抑制する仕組みだった。

国際的な価格指標であるニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物はロシアによるウクライナ侵攻後の3月初めに1バレル130ドルを超えた。現在は100ドルを超える水準で推移しているものの、円安がガソリン価格の高騰につながっている。

日本のガソリン価格は米国などと比べて抑えられている。政府のガソリン補助は一時的な景気対策としての効果はある。ただ、値上がりによる需要減退から値下がりに向かう価格形成のメカニズムが失われる側面もある。

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