日経気候変動指数、6銘柄採用 定期見直し
日本経済新聞社は日経平均気候変動1.5℃目標指数の今秋の定期見直しをする。ベースとなる日経平均株価の今秋の定期見直しで採用したSMC、日本電産、HOYAの3銘柄に加え、環境面で評価が改善した三越伊勢丹ホールディングスと日本郵船、持ち株会社しずおかフィナンシャルグループ(FG)の設立に伴い除外となった静岡銀行に替えて同FGの計6銘柄を31日に採用する。
日経気候変動指数は5月末に算出を始めた。温暖化抑止の国際的枠組み「パリ協定」に沿う欧州連合(EU)の指数規則に従う。定期見直しは4月と10月の年2回。今回初となる定期見直しで除外銘柄はなく、構成企業数は採用6銘柄を加えて207銘柄になる。構成企業のうち日経平均株価の定期見直しの除外銘柄はルール上すでに外れている。