「早まる景気後退、米2年債に妙味」米運用大手
ラッセル・インベストメント 社長兼グローバルCIO ケイト・エルヒロー氏
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米銀シリコンバレーバンク(SVB)の破綻や、スイス金融大手UBSによる同業のクレディ・スイス・グループ救済など、世界景気への懸念が高まっている。22年末時点で2765億ドル(約36兆円)の運用資産残高を抱える米ラッセル・インベストメントのケイト・エルヒロー社長は「米国の景気後退の時期が早まる可能性がある」として、近い将来の利下げ期待から米2年債など短い債券が有望だとみる。
――SVBの破綻を受け...