/

資生堂、年初来高値を更新 海外での販売増に期待 

話題の株

16日の東京株式市場で資生堂株が続伸し、一時、前日比224円(3%)高い8384円を付け、年初来高値を更新した。事業構造改革の進展に加え、経済活動の再開が進む欧米での売り上げ増加の期待から、投資家の買いを集めた。証券会社による目標株価の引き上げが相次いだことも後押ししている。

16日は後場に日経平均株価の下げ幅が拡大する中でも底堅く推移し、109円高の8269円で取引を終えた。

2021年1~3月期の連結決算を発表した5月半ば以降、資生堂の株価は上昇基調にある。1~3月期は海外市場での販売が好調で売上高が前年同期比8%増加。デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みや、事業譲渡などの構造改革も順調に進んでおり、株式市場では収益改善への期待が高まっている。21年12月期の最終損益は355億円の黒字(前期は116億円の赤字)の見通しだ。

米国が経済の全面再開に動き出したことも追い風だ。「マスクが不要になればメーキャップなど化粧品の需要も高まる」(東海東京調査センターの中原周一シニアアナリスト)との見方から、資生堂の株価は足元で一段高になった。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の佐藤和佳子シニアアナリストは、仏ロレアルや米エスティ・ローダーなど同じ業種のグローバル企業の市場評価が上がったことをふまえ3日付のリポートで目標株価を引き上げた。ただ国内では首都圏でなお緊急事態宣言が続き化粧品市場も停滞。佐藤氏は「業界共通のネガティブ要因」として警戒する。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン