桐谷さんが選ぶ株主優待 雨の日に役立つ優待ベスト10

どうも、桐谷です。今回のテーマは雨の日に役立つ優待ですね。除湿機などを買うのに役立つとか雨の日に使うグッズがもらえるなど、実用度の高い優待を考えてみました。思い付いた順に紹介します。
まずはキャンドゥ。優待は自社店舗で使える買い物券です。ビニール傘や子供用のレインポンチョ、防水スプレーなど、雨の日に活躍する品が店頭に並び、これらを優待券で買えます。クルマの中で座席にひっかけて使う傘ホルダーなんてものもありました。総合利回りは高くはありませんが、雨の日グッズをもらえる点を評価しました。
クラレはオリジナルカタログギフトがもらえる優待。カタログの中に部屋干しギフトセットがあり、部屋干し用洗剤を選ぶことができます。洗剤がもらえる優待は色々ありますが、部屋干し用というのは珍しいですね。ただカタログ優待は1000株保有の優待。100株保有だとカレンダーのみです。投資金額が大きくなってしまいますが、配当利回りだけで4%近くあり、3年以上保有していればカタログも1万円相当にランクアップします。株価が安いところでコツコツ買い増していってもいいかもしれません。
クルマの雨の日グッズ
次はオートバックスセブン。優待は自社店舗で使えるギフト券です。雨の日のクルマの運転は、フロントガラスやサイドミラーが見えにくいと感じる人も多く、クリーナーやはっ水シートを使う人もいるでしょう。そんな人に役立つ優待です。保有1年以上の条件があります。
ホームセンターでも雨の日グッズを取り扱っていますね。そこでホームセンターの優待も考えました。1つ目はDCMホールディングス。以前は品物が届く優待でしたが、数年前から買い物券優待に替わりました。保有初年度は500円分ですが、3年以上保有で2000円分になり、総合利回りは5%程度あります。
次にナフコ。こちらも総合利回りが高め。優待は100株保有でUCギフト券が年1500円分もらえます。
最後はアレンザホールディングス。配当だけで利回りが4%近くあります。優待はJCBギフト券です。
ふかふかのタオルがもらえる優待は、家具やインテリア販売のミサワ。優待は3択で、毎年5000円相当のタオルセットが選択肢に入っています。こちらの優待は300株保有からですが、100株でも3年以上保有すればもらえます。まずは300株買い、3年たったら200株を利食いする戦略でいきましょう。
雨の日には除湿機や布団乾燥機などの家電製品も役に立つでしょう。そう考えて、家電量販店で使える優待を3つ挙げます。最初は日本BS放送。ビックカメラで使える商品券の優待です。初年度は1000円分が年2回ですが、1年以上保有すれば1000円分追加されます。
次のコジマは優待券ですが、ビックカメラやソフマップなどでも使えます。こちらも長期保有優遇があり、2年以上保有なら総合利回りは6%超になります。
最後にケーズホールディングス。2021年に長期保有優遇制度を導入して優待を拡充しました。こちらも総合利回りは4%超あります。

自転車乗りの私にとって、雨の日は苦労の日でもあります。7年ほど前から傘を差しての自転車運転が道路交通法と都道府県条例で禁止になり、以降、雨の日に自転車に乗るには雨がっぱを着用しなくてはなりません。これがなかなか面倒なんです。
私はいつも上の写真のようにポンチョタイプのレインコートを着ていますが、まず着脱に手間取ります。目的地に着いたら脱いで持ち歩かなくてはならないのですが、これも意外とかさばる。飲食店などに入れば、濡れたコートを椅子に置くわけにはいかず、床に置くことも。加えて雨の日はフードをかぶるため、視界が狭まります。あれやこれやの苦労をした上で、私は雨の日に自転車に乗っています。
72歳。元プロ棋士(七段)。1984年の失恋をきっかけに株式投資を始める。現在1000以上の優待銘柄を保有し、その優待品で日々の生活をほぼ賄っている。癒やされる人柄も人気の理由。
(佐藤由紀子)
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP (2022/5/20)
価格 : 750円(税込み)
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