FRBの「テーパリング加速」で何が起きるか
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米連邦準備理事会(FRB)は15日、量的金融緩和の縮小(テーパリング)を当初予定から加速すると決めた。米国債などを買い入れる量的緩和は2022年3月に終了し、同時にゼロ金利政策を解除して利上げを再開する可能性がある。緩和終了を前倒しする理由は、一時的とみていたインフレが想定外に長期化していることにある。22年秋の中間選挙を前に、物価高による世論の不満を和らげておきたい政治的な打算もある。
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