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松竹、一時6%高 映画好調で赤字縮小

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15日の東京株式市場で松竹の株価が3日続伸した。一時前日比700円(6%)高の1万2890円まで上昇した。14日に2021年3~8月期の連結決算を発表し、最終損益が22億円の赤字(前年同期は94億円の赤字)だった。緊急事態宣言下でも劇場営業が継続でき、赤字幅が縮小したことを好感した投資家の買いが集まった。

終値は5%高の1万2840円だった。

3~8月期の連結売上高は前年同期比74%増の342億円と大幅に伸びた。映画など映像関連事業は、新型コロナウイルス禍で映画館の座席制限や時短営業の対応を強いられたが、6月に「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」、7月に「ハニーレモンソーダ」などのヒット作が公開され、多くの観客を集めた。同事業の赤字幅も縮小した。

演劇事業も緊急事態宣言下で一部の日程が中止になったものの、感染予防対策を徹底しながら各劇場で公演を行い、前年同期比での売り上げ増に寄与した。経済の正常化に伴って、今後は本格的な収益の回復が見込まれている。

松竹の株価は9月初めに1万1140円の年初来安値をつけたあと、ここにきて回復基調にある。市場では「イベント制限も緩和されれば、株価はさらに上値を追えるのではないか」(岩井コスモ証券の饗場大介シニアアナリスト)との見方が出ていた。

一方で、先行きに慎重な見方もある。SBI証券の鈴木英之投資情報部長は「映像関連事業などに関しては巣ごもり需要的な側面もあり、今後どこまで回復できるかは未知数」と指摘する。

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