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三井住友銀行、福留朗裕次期頭取を正式発表

三井住友銀行は15日、福留朗裕専務執行役員(59)が2023年4月1日付で頭取に昇格する人事を正式に発表した。高島誠頭取(64)は会長となる。福留氏は海外事業や市場部門に精通し、トヨタ自動車の金融子会社トヨタファイナンシャルサービスでは社長を務めた。これまで旧住友銀行出身者が務めていた頭取ポストに、初めて旧三井銀行出身者が就く。

親会社三井住友フィナンシャルグループ(FG)の太田純社長(64)は続投する。FGと銀行の会長を兼任していた国部毅氏(68)はFG会長に専念する。

福留氏は10年にカナダ三井住友銀行の社長を務め、現在はグローバルバンキング部門共同統括責任役員を務める。トヨタ自動車をはじめとする大企業取引の経験も豊富で、名古屋法人営業本部長を務めた。18年にはトヨタの金融子会社トヨタファイナンシャルサービスの社長に就任した。頭取にグループ外企業のトップを務めた人物が就くのも初めてとなる。

三井住友銀行は午後5時から記者会見を開いてトップ人事の狙いを説明する。記者会見には高島氏や福留氏が出席する。

福留 朗裕氏(ふくとめ・あきひろ)
1985年(昭60年)一橋大経卒、旧三井銀行(現三井住友銀行)入行。14年三井住友銀執行役員。18年トヨタファイナンシャルサービス社長。21年三井住友銀専務執行役員。岐阜県出身。59歳
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