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大江戸温泉、米ローンスターが買収 コロナで苦戦

米投資ファンドのベインキャピタルは14日、投資先の大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ(東京・中央)を米ローンスターに売却すると発表した。2月末の売却を予定しており、金額は非公表。ベインは2015年に大江戸温泉を約500億円で買収して以降、収益を伸ばしてきたが、新型コロナウイルス感染拡大後は集客が落ち込んでいた。コロナ禍が長引くなか、他ファンドへの転売を余儀なくされたとみられる。

大江戸温泉は全国で温泉旅館やホテル、テーマパークなどを約40施設運営する。創業は01年で、主に経営難や後継者不足の温泉旅館を次々と買収して規模を拡大してきた。ベインは15年、当時株主だったプリント基板のキョウデン創業者の橋本浩氏らから、大江戸温泉の全株式を取得した。

ベインは温泉旅館を追加買収して運営施設を増やした。16年には保有施設を組み入れた不動産投資信託(REIT)を立ち上げ、東京証券取引所に上場させた。主力施設だった「東京お台場大江戸温泉物語」(東京・江東)はインバウンドの人気スポットとなっていた。

もっとも、新型コロナ感染拡大後は全国の施設で集客が落ち込んだ。主力のお台場の施設は東京都と結んだ定期借地契約の期限終了に伴い、21年9月に閉館した。大江戸温泉の決算公告によると、21年2月期の最終損益は107億円の赤字だった。

大江戸温泉の買収を決めたローンスターは米国に本部を置く大手ファンド。日本では20年以上にわたり活動しており、主な投資実績として、全国のゴルフ場を買い集めてグループ化したPGMホールディングス(現在は遊技機大手の平和傘下のパシフィックゴルフマネージメント)などがある。20年には不動産会社ユニゾホールディングスの株式非公開化を支援した。

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