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マンション売買の注意点 新築価格は8500万円にも

REINAの「マネーのとびら」第83回 マンション売買の注意点

マネーの基礎を耳から学ぶ日経ポッドキャスト「マネーのとびら」。今回のテーマは「マンション売買の注意点」です。解説は日経ヴェリタス編集長の塚本奈津美です。

今回のテーマは「マンション売買の注意点」です。4月からの新生活を控え、入社・転勤・引っ越しなど住まいの環境を大きく変えようとしている方も多いでしょう。「マンションを買おう」と思う方々にとって頭が痛いのは、どんどん上昇する新築マンション価格です。東京都区部の今年1月の新築マンションの平均価格は、不動産経済研究所のデータによると約8455万円。一般市民には手が届きにくい価格帯に入っています。こうなると絶対に購入で失敗はできません。

そこで番組では、マンション売買の注意点として大切な5つのポイントを紹介しました。何より大切なことは、「資産性」よりも「住まい」であることを優先してほしいということです。不動産投資を手掛ける投資家には資産性で物件を選ぶ人も多いですが、実需の場合は「どんな暮らしをしたいか」を最優先しましょう。「駅からの距離」や「転売の可能性」など、資産性を重視して考え始めると相場急落などの際に、身動きがとれなくなる場合があるからです。

とはいえ、理想を追求すればするほど物件価格は高くなっていきます。ここで次のポイントは「予算と実態」をすり合わせ、譲れる点と譲れない点を絞り込んでいくことです。人生には妥協も必要。「ターミナル駅から一駅先だけど、駅からは近い」など、自分にとっての優先度を考えながら物件探索の視野を広げることも一案です。

住みたい町が決まったら、相場とかけ離れた割高物件をつかまないために、似たような物件の最近の「成約価格」も調べておきましょう。REINAさんも今はマンション住まいとのことですが、先々のマイホーム獲得大作戦に向けて、住みたい家のイメージを探ろうとしていました。

番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、米国では戸建て住宅の庭で一般的な「家庭菜園」について話し合いました。マンション住まいではベランダでグリーンを育てるのが精いっぱいですが、塚本の自宅ではミントをはじめとするハーブが続々枯れていく怪現象が……。一方、REINAさんの家のハーブは、愛情たっぷりの世話のかいあってすくすく育っているとのことでした。米国のご実家では、ご両親が裏庭でトマトなどを育てていたというREINAさん。「さっき調べたら、最新テクノロジーを使って水やりなどを自動化できる栽培キットがあるんですよ」とのことで、新種のグリーン栽培にも意欲を示していました。

「REINAのマネーのとびら」は原則毎週木曜日に、日経電子版やAppleのPodcast、Spotify、Amazon Musicなどのプラットフォームで公開します。

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マネーのとびら

「マネーのまなび」のポッドキャスト番組。米国出身のタレントのREINAさんが日経電子版の記事から気になった身近なお金まわりのニュースを選び、日経の「マネーの達人」がわかりやすく解説します。続けて聞けば、いつの間にかマネーの知識が身に付きます。

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