企業倒産、22年は反転増の懸念 昨年は57年ぶり低水準
政策効果息切れも
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東京商工リサーチが13日発表した2021年の企業倒産件数は、前の年と比べて22%少ない6030件だった。1964年の4212件に次ぐ57年ぶりの低水準。政府や金融機関が巨額の資金を融通して企業の資金繰りを支えた。もっとも、企業が抱える負債はリーマン危機後のピークを上回り、危機のマグマはたまっている。政策効果が息切れすれば、22年は反転増となる懸念が募る。
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