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東宝が上場来高値を更新 業績上振れ、映画事業が好調

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13日の東京株式市場で映画大手の東宝株が急伸し、一時前日比300円(6%)高の5420円を付け、上場来高値を更新した。12日の引け後に通期の連結純利益見通しを上方修正し、好感した買いが集まった。複数のヒット作品が利益改善につながっているほか、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言の解除で経済の正常化が進み、今後は映画館の収益も回復するとの期待もある。

東宝の2022年2月期の連結純利益は前期比77%増の260億円の見通しで、従来予想の205億円から上方修正した。21年3~8月期には63億円の興行収入(9月末時点)となった映画「竜とそばかすの姫」のほか、10億円以上のヒット作品が相次いだ。映画上映などの映画興行事業も新型コロナの感染対策で休業や時短営業、座席数の制限などがあったものの、堅調に推移した。

テレビアニメの商品化権の収入が大幅に増えた映像事業は、営業利益が3~8月期に前年同期比4倍近くまで伸びた。大和証券の石原太郎アナリストは「新型コロナの影響を受けにくいアニメ関連の事業の収益が拡大している点もポジティブだ」と評価する。

10月から緊急事態宣言が解除され、映画館の営業に関する制約も徐々に減り客足の回復が見込まれる。ただ、いちよしアセットマネジメントの秋野充成取締役は「経済正常化の中、映画館は旅行などと比べて優先順位が低いとみられている可能性もある」と指摘する。市場では「業績の内容の割に株価の上げ幅が小さい」との声も聞かれ、先行きについてなお慎重に見る投資家も多いとみられる。

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