冬の果物高く イチゴは3%高、生産コストの上昇波及
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冬に出回りが増える果物の卸値が上がっている。クリスマスケーキ向けを中心に需要期を迎えたイチゴは、前年同期に比べ3%高い。栽培ハウスの暖房費の上昇などが波及した。天候不順で実の付きが減ったミカンの卸値も前年同期を上回る。
値上がりが目立つのは栃木県や福岡県が主力のイチゴだ。農畜産業振興機構(東京・港)がまとめた東京4市場(豊洲、大田、豊島、淀橋)の平均卸値(12月上旬時点)は1キログラム1955円...

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。